八幡ロータリークラブの2024-2025年度会長を拝命いたしました岡田裕二です。
1956年3月に発会し68年の時を重ね、先輩方が築き上げてこられた歴史と伝統ある八幡ロータリークラブの会長を務めさせていただくことは、大変名誉なことであると感じています。と同時にその責任の重さを痛感し今身の引き締まる思いでいます。
今年度のRI会長は米国在住のステファニー・アーチックさんです。アーチック会長のテーマは「ロータリーのマジック」です。彼女がかつてドミニカ共和国の家庭で浄水器の設置活動をしていた時に、汚れた水が透明な水に変わるのを見ていた少年が「もう一度魔法を見せて」と言ったのです。彼女はこの体験から、多くの人たちと協力して懸命な活動をした結果少年に感動を与えることが出来たこと、自分が少しでもその力になれたことを知ったことで、人生観が変わったと言っています。この感動を世界中のロータリアンが共有して欲しいとの思いがこもったテーマです。
このRI会長のテーマを受けた今年度の野﨑第2700地区ガバナーのテーマは「変化につよく、未来をひらく」です。「ロータリーのマジック」とは入念な準備と仕掛けで想定できない変化に対応し、驚きや感動を生み出し、そして周囲を明るく幸せにすることと語っています。経済も世界情勢も人の価値観も想定外のスピードで変化している今、その変化にしっかり対応して感動（マジック）を生み出して欲しいとの願いだと理解しています。とても素晴らしい言葉だと思います。
また野﨑ガバナーは2700地区のあるべき姿の一つ目として「出会い楽しく、例会楽しく、奉仕楽しく」 と言われています。そこで八幡ロータリークラブの今年度のテーマは「皆でロータリーを楽しもう」としました。感動（マジック）を生み出す活動をするためには、まず全会員がロータリークラブの例会に出席して、会員同士の親睦を深めながら、奉仕活動について理解して参加して頂くことが必要だと思います。 何より最も基本的でありかつ大切なことは、皆さんに楽しんで頂くことです。何事も楽しくなくては継続できません。感動（マジック）を生み出す活動をするためにまずはこの基本に立ち返りたいと思います。 但し、皆さんに楽しんで頂くためには魅力的な活動をしなくてはなりません。1年間皆様とともに楽しく 活動するために、通常の例会運営に加えて主な行事として次のようなことを考えています。
１． 第3グループ5クラブ合同ロータリー奉仕デーの実施 「まつり起業祭会場での清掃・募金活動」
２． 3年ぶりの八幡ロータリー寄席第5回の開催　「お客様を招いて」
３． 100人清掃の実施　「RAC・IACとの合同で」
４． RACが企画するチャリティイベントへの支援と協力
５． 米山奨学生との交流・シンカ
また、会員全員に例会や親睦会をより楽しんで頂くために、ITの力で皆様や事務局の負担を減らす工 夫をしたいと考えています。加えて私達の活動を地域の皆様により多く知って頂く、つまり公共イメー ジ向上のためにはどうするべきかを考えてゆきたいと思います。
　この1年間会員の皆様と黒木幹事のお力を借りながら、八幡ロータリークラブの発展のために一生懸 命会長職を務めてまいります。至らない点が多々あろうかと思いますが、何卒寛容な心でご指導頂きま すよう宜しくお願い申し上げます。